1951-11-14 第12回国会 参議院 本会議 第17号
本年に入りましてからは三割を超えるところの赤字でありますため、その従業員の月給も近々支拂不能の状態に陷りますので、今直ちに適正なる医療費の値上げができませんならば、折角であるが社会保險の診療は断わりたいと言つているのでございます。
本年に入りましてからは三割を超えるところの赤字でありますため、その従業員の月給も近々支拂不能の状態に陷りますので、今直ちに適正なる医療費の値上げができませんならば、折角であるが社会保險の診療は断わりたいと言つているのでございます。
これは会社に流動資産が乏しく、弁済期の到来した際にも、債務を弁済するには会社の事業の継続に欠くことのできない営業用の固定財産を処分しなければならないような場合をいうわけでありまして、「会社に破産の原因たる事実の生ずる虞がある」場合も開始原因の一つになつておりますが、これは商法の整理の規定において定められておる「支拂不能又ハ債務超過二陷ルノ虞アリ」というのと同様の意味であります。
そういうバイヤーの支拂不能、破産或いは債務の履行遅滯、そういう純粹のバイヤーの信用危險についてもこれを保險の対象としようというのが、今度の臨時国会に別途提案を予定しておる輸出信用保險制度の内容でありまするが、いずれ上程の場合には本委員会で十分御審議を願いたいと存じております。
(「労働者の賃金はどうするんだい」と呼ぶ者あり)曽つて第一次世界大戦のドイツに対し天文学的数字の要求をいたしまして、支拂不能に陷れ、デモクラシー実現の要望とはまさに逆にヒツトラー政権を生みましたところの世界第一次大戦の賠償のことを思い出しまして、今回の措置は誠に妥当な方策であると同感の意を表するものであります。
「事業の継続に著しい支障を来たすことなく弁済期にある債務を弁済することができないとき」というのは、会社に流動資産が乏しくて、弁済期の到来した債務を弁済するには、会社の事業の継続に欠くことのできない営業用の固定財産を処分しなければならないような場合を言い、「会社に破産の原因たる事実の生ずる虞がある」というのは、会社整理の開始原因として商法に定められておりまする「支拂不能又ハ債務超過ニ陷ルノ虞アリ」というのと
これは会社の破産の原因たる事実を生ずる虞れのある場合ということよりも、どの程度広いかということに問題がありますが、会社の財産状態のみから申せば、未だ債務超過、或いは支拂不能と言えないような状態でも、こういうような固定資産が多くてその売却が容易でない。今すぐ売ればただ非常に安くて駄目だというような場合には、最即の三十條の第一項の前段のような場合が考えられる。
○参考人(矢倉末吉君) 大体これについてはまだ私どものほうでも確実な資料は持つておりませんが、私の店並びに私の知つている範囲内の約大阪の六百人の仲買の中の三百人程度の個々の意見を承わりましたが、大体に取引高の六厘乃至七厘に相当するような相当厖大な金額がやはり売掛金の不能、支拂不能というようなことになつております。
そこで残余につきましては、今後の会社の経営上の利益によつて返済をする、こういう計画になつておりましたので、専務の高橋君といたしましては、自分だけが先に自己所有の財産を現実に提供し、ひとしく会社の運営に当つておつた田中社長は、将来会社の利益によつて支拂い、そうして会社が支拂不能になつた場合においてのみ、自己名義の財産を提供するというような実際上の結果となるわけであります。
又私共清算に関係いたしております者といたしましては、売拂と回収に極力努力いたしまして、御指摘の金利或いは経費等の節減に務めて参つたわけでありますが、仮にこの補填が許されないということになりますれば、只今申上げました根本的には支拂不能という問題に相成りますし、又期限が延びて参ります関係上、金利等の増嵩ということに相成りまして、私共極力この線に沿いまして清算を結了いたしたい、かように存じておるのでありますが
これはアメリカの法制によりますると、株主は必ずしも相殺を以て会社に対抗することができないという原則は取つておりませんで、会社が支拂可能である状態においては会社に対する反対債権を以て拂込債務と相殺いたすということを聞いておりますし、会社が支拂不能の状態となり、或いは清算の過程に入りました場合はこれを許さないというのが原則のように承わつておりますが、強いてこれを改める必要もないかと考えまして、現行法通りを
炭鉱業者が勤労大衆に現在給料を拂わないでおる額が何億万円ありますか、それの報告を賜わり、又炭鉱業者が中小商工業、いわゆる炭鉱に納入する業者に対して三百五十億程度支拂不能のものがございますけれども、これはどうしたらよろしうございましようか。
赤字融資が認められない今日、税金も、賃金も、資材の代金も、支拂不能又は困難の炭鉱が続出しておることは周知の事実でありまして、これら限界コストに近い炭鉱業の経営は危殆に瀕しているとき、果してよく四千二百万トン出炭の要請が充足される確信をお持ちになるや否や。商工大臣の所見を伺いたいのであります。
まだ構想は具体化しないのでありまするが、資本金を日本銀行、政府で出し合いまして、そうして大体全部の金融機関がこれに加盟する、その加盟したものが毎年一定の保險料を支拂いまして、そうして万一支拂不能に陷るという際におきまして、支拂資金をその中からもらうという、かような構想なのであります。さようなことでありまして、ただいまのところでは具体的にどうするという構想はできていないのであります。
吾野村森林組合は戰時中の伐採立木代金支拂未濟のもののうち百十二萬圓が第二封鎖となつており、立木代金支拂不能のため、これが運用を許可されたいとの趣旨でありますが、これを認めることは影響甚大でありますので、前と同樣の理由によりまして不採擇と決しました。 陳情第九十五號「しよう腦製造業界民主化に關する陳情」。
小切手の利用をすることが殖えて來て、場合によつては支拂不能の小切手を濫發されることがありはしないか。その結果、小切手に對する不信を來すようなことが懸念されるように思うのであります。即ち利用する上において、一定の資格條件とか或いは不信用の者にはそれを許さないというような措置も半面において必要じやないか。